豊田真由子になれない女
豊田真由子議員による秘書への暴言が報道されたのは、6月。
他人事ではない・・・速攻で思った。
同じものを抱えている。
同じように夫に暴言を吐くことができる。
急にわめいたり、歌ったり、赤ちゃん言葉になったり・・・。
まったく同じことができる。
しないだけ・・・。
まだ、かろうじて、その一線を越えていないだけ。
もちろん、豊田真由子議員は立場上パワハラ。
私と夫とでは、私のほうが立場が弱いから、そうね。
パワハラではないけれど、それ相応の覚悟が必要だろう。
報道から4ヶ月になろうとする今でも、豊田真由子議員の報道は続いている。
「このハゲーーーっ!」
「ちーがーうーだーろーーー」
「そんなつもりじゃなくても~♪おまえのぉ~♪」
「そんなつもりはないんです~♪」
「どれも1つの仕事にもなってないぃ~♪」
聞くたびに、心臓が縮まるような、でも笑っちゃうような、複雑な気持ち。
子どもが2人いる友だちにこの話をしたら、「私はすでに豊田真由子だ」って言う。
旦那さんと子どもに、「私、この人みたいじゃない?」と言ったら、沈黙で了解されたらしい。
豊田真由子になっている女たち。
なれない女たち。